抜歯 | 駒込駅前やすだ歯科医院

抜歯

御自身のお口の中の状態を把握しておりますか？

ここ1年位マスク生活が続いておりますので、主に親知らずですが

このタイミングで抜いて欲しいと依頼してくる方が増えております。

痛みの出ている親知らずは仕方がないとして、抜歯が必要な歯とはどの様な

歯でしょうか？

横向きに生えており、隣の歯との間に汚れが入り込み、その事が要因で親知らずが虫歯になるだけならまだしも、残すべき親知らずの1つ手前の歯も虫歯になってしまい、痛みと腫れを起こしてしまった。

また将来的に親知らずがあることで、歯並びが変わってくる等の弊害がでる

可能性がある場合。

歯茎から上の歯冠部分までほぼ歯が溶けてしまい、すでに神経が死んでおり、

一旦痛みがなくなったが、そこにばい菌感染してしまい、歯根部に膿が溜まり

再び激しい痛みが出てしまっている場合。

歯の周りの組織、つまり歯茎や骨に、汚れや菌が入り込むとその歯を支えている

歯槽骨が溶けていきます。これが歯周病です。この状態が続くとさらに歯肉が下り、

歯がグラグラになります。その後膿が出て出血してきます。

その歯がしっかりと機能出来ない状態になっている場合。

噛み合わせ、事故やけがなどが原因で歯が折れたり割れたりしてしまい、

保存が見込めない場合は抜歯になってしまう事があります。

頻度が圧倒的多いのはやはり親知らずです。

これは現代人の顎は骨が小さいので親知らずが生えるスペースがない方が

ほとんどなので仕方がない事なのです。

痛みが出てしまった際に、化膿止めや痛み止めで一時的にしのいでも

根本的な解決にはならないので諦めていただいて、タイミングを作って頂くのが

良いと考えられます。

上記以外にもどうしようもない事があるので絶対という御約束は出来ませんが

現在の日本の歯科はなるべく歯を抜かないという風潮ですし、

もちろん当院も患者さん各々と十分相談した上で決定しております。

心配な事がありましたら、ささいな事でも当院スタッフに相談してください。

03-6912-0081