ブログ
Blog
Blog
早くも8月が終わり、台風が生まれてくる時期に入り始めました
雨の日や、台風になると歯が痛くなる患者さんが増える事があります
「雨が降ると古傷が痛む」「雨が降ると関節が痛む」と言われてきたように、
天候は私たちの体に大きな影響を与える要素です。
天気が痛みの原因のひとつとして考えられることが「気圧の変化」です。
歯の中心には「歯髄腔」と呼ばれる神経(歯髄)を収めた空間があり、
その周りを象牙質、さらにその外側をエナメル質が包む3重構造になっています。
歯の中である歯髄腔の内部の気圧は通常は外の気圧と同じになるように保たれていますが、
短時間に急に外の気圧が変化すると調整が間に合わず、
外の気圧と歯髄腔内部の気圧に差が生じる場合があります。
飛行機に乗った際に耳の中や歯が痛くなるのが代表例です。
では気圧による変化を受けやすいのは、どの様な方でしょうか?
虫歯があったり、虫歯治療中や治療済みでも古くなってきていたり、
歯茎や歯の根に膿が溜まっている方は症状が出やすいです。
もし、台風が近づいた際に痛みを感じるようなら、一度歯科医院を受診してチェックしてもらいましょう
もちろん痛くなる前に定期検診でのチェックしておくのが望ましいと思われますが。
平日21時まで診療の駒込駅前やすだ歯科医院
03-6912-0081