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酸性度の高い飲み物は、歯の表面のエナメル質(体の中で最も硬いと言われている部分)をも溶かしてしまうことがあります。
エナメル質は㏗5.5以下になると溶けて始めてしまいます。
ちなみに㏗とは液体の酸性度を示す指標です。
口腔内は通常唾液によって㏗7(中性)に保たれています。
㏗は7より小さい数値が酸性、7より大きい数値がアルカリ性です
<㏗5.5以下の飲み物>
胃液 ㏗2
コーラ ㏗2
栄養ドリンク ㏗3
スポーツ飲料 ㏗3.5
ビール ㏗4
果汁ジュース ㏗4
炭酸飲料 ㏗5
<㏗5.5以上の飲み物>
緑茶類 ㏗6
ミネラル水 ㏗6
牛乳 ㏗7
私たちに馴染みのある飲み物にも㏗5.5以下のものが多いですね。
酸性度の高い飲み物は飲まない!というのは無理ですので
飲む場合はダラダラとは飲まずに、短時間で済ませるか飲んだ後にお茶や水を飲みましょう。
特に小さいお子さんが哺乳瓶やストロー付コップでずっとジュース等を飲んでいると前歯に虫歯が出来やすくなります。
中高生が主な飲み物としてスポーツドリンクを用いていると虫歯のリスクがあがります。
これを機に生活を見直してみてはいかがでしょうか?
何か相談事があれば当院までいらして下さい。
御相談に乗れると思います。
03-6912-0081