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口内炎とは、口の中やその周辺の粘膜におこる炎症の総称です。
主に頬の内側や歯肉に出来、広い範囲に発生する炎症で、多くが痛みを伴います。
ひとつだけでなく、いくつも出来てしまい、長引く場合もあります。
では何故、口内炎ができてしまうのでしょう?
それにはいくつかの原因が考えられます。
◎口の中の傷が原因
何らかの原因で口の中を傷つけてしまい、そこに細菌が繁殖して口内炎が出来てしまう。
◎新陳代謝の低下が原因
栄養不足、ストレス、疲労などが原因で、新陳代謝が低下して
口の中に潰瘍ができて、その中に細菌が繁殖して炎症を起こして出来てしまう。
唾液が減少すると修復機能が低下し、口内炎ができやすくなります。
栄養不足は主にビタミンBの不足で起きやすいです
それは代謝に関わるビタミンB2が不足すると、口内の炎症、唇のひび割れなどの
原因になり、免疫のビタミンといわれるビタミンB6が足りない状態では、
細菌の影響を受けやすくなるからです。
では、出来てしまった際にはどの様に対応したらよいのでしょうか?
まずはお口の中を清潔に保つことです。
傷ですから触れば痛くなります。なので洗口剤を使用してみてください。
もちろん普段から使用していただいて良い物ですから、口内炎が治っても
続けてもらいたいとは思います。
当院では2種類の洗口剤を取り扱っております
1つはコンクールです。
こちらはクロルヘキシジングルコン酸塩液(薬用成分)、
グリチルリチン酸アンモニウム(薬用成分)、緑茶抽出液(矯味剤)、
L-メントール(矯味剤)、エタノール(溶解補助剤)
が入っておりムシ歯の発生および進行の予防、歯肉炎の予防、
歯槽膿漏の予防、口臭の防止に効果があります。
もう1つはネオステリングリーンうがい液になります。
コチラは保険診療でもお出しする事が出来ますので診療の際にお声かけしていただくと
スムーズと思われます。
メインの薬効はベンゼトニウム塩化物ですので、アレルギーをお持ちの方は
ご使用を控えて頂きたいと思います。
また先程書かせてもらった栄養不足の分かりやすい補給としては
ビタミンB群を中心に補給してもらうとより効果的です。
食事で摂りにくい場合などは、医薬品で一緒に補う方法が効率もよく、おすすめです。
口内炎といえどもお口の中の炎症ですから、不安がある際はやはり病院を受診して頂き、
診断してもらう事をお勧めしております。
平日21時まで診療の駒込駅前やすだ歯科医院
03-6912-0081