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7月になり暑さもかなり増してきましたね。
そのせいで口が乾く!という方が増えてきています。
その流れで、ガムを噛む事や飴をなめる事で口の渇きを押さえているという方がいました。
そこは歯医者ですから、虫歯になりにくい物をオススメしました。
ではガムのパッケージによく見るキシリトール、一体何でしょう?
キシリトールとは、糖アルコールの一種で天然の代甲甘味料です。
なぜ虫歯効果があるのか?
1つ目は、虫歯は、お口の中にいるミュータンス菌が食べ物を食べて酸を作ります。
その酸よって歯の表面が溶ける事で虫歯になってしまいます。
ですがキシリトールは甘味料でありながらミュータンス菌が分解することができない糖の為、酸を全く作りだしません。
2つ目は、虫歯の原因菌であるミュータンス菌の活動を弱められる性質を持っている事があげられます。
ミュータンス菌はキシリトールをどんどん取り込みます。
そうする事で他の糖を取り込む事が出来なくなるのと、キシリトールの作用自体でミュータンス菌の働きが弱くなってしまいます。
そのため長期的にキシリトールを取り込んでいくと、ミュータンス菌の繁殖力が弱くなって虫歯のできにくい口腔内の状態になるのです。
フィンランドではキシリトールを使用して虫歯予防が活発に行われています。
ただし、日本人は胃腸の関係で取りすぎると下してしまう方もいますので、取りすぎには気を付けて下さいね。
より効果の高いキシリトールはどれ?と悩まれてしまう方がいらっしゃいましたら是非当院に相談にいらして下さい。
味も多数あるので、楽しく一緒に選べればと思います。